平成26年2月12日水曜日、雲ひとつない晴天の長野市。
尾頭氏のアトリエでは、ついに色彩の調合作業が始まった。
第14回の会合後、キャンバスの下地作りに時間を費やした尾頭氏。
ベースとなる色が、この先彩られる建物や人物へも影響してくるため、
じっとキャンバスを見つめ、向き合う時間も多かったように思う。
その後、皆さまへお披露目した原画の転写が完了。
現在は、色彩の調合作業を進めています。
微妙な色加減を何度も何度もサンプルのキャンバスに試しては吟味し、
一色ずつ時間をかけて、使用する色を選定しています。
いよいよ絵解き図が彩られます。
記:山口純子