「善光寺参り絵解き図」制作の趣旨

■ 趣旨 ■

善光寺の信仰は、善光寺縁起を描いた絵伝を絵解きすることによって全国に広まりました。
このたび長野の絵解きの文化を発展させ、継承するために「善光寺参り絵解き図」を制作します。それを使って新たな絵解きを創造します。
平成27(2015)年には善光寺御開帳と新幹線金沢延伸が予定されています。それを前に、長野独自の伝統文化を全国に発信していきます。


平成25(2013)年2月19日
善光寺参り絵解き図制作プロジェクト

2014/01/31

第14回制作プロジェクト/本描きへ向け、色彩の最終調整




平成26年1月31日金曜日。

先日行われた「完成迫る 善光寺参り絵解き図」行事を経て、
郷土史研究会の事務所にて、第14回目の会合が行われました。

これからの制作工程に重要な色彩についてを
尾頭氏が持参してきた色サンプルを見ながら、慎重に話し合いました。

色彩ひとつで絵解き図全体の雰囲気や完成度、美しさが左右される
と考えている尾頭氏。
その想いを丁寧にプロジェクトメンバーへ伝え、議論し合いながら
絵解き図完成をイメージし、本描きへの準備が始まりました。




記:山口純子




2014/01/26

「完成迫る 善光寺参り絵解き図」 善光寺大本願にて開催


平成26年1月26日(日)

善光寺大本願の明照殿にて「完成迫る 善光寺参り絵解き図」が開催されました。
約250名の皆さまがご来場くださり、予想を大きく上回る盛況ぶりでした。

行事は講演・シンポジウム・絵解きの三部構成。
講演には久野俊彦氏(東洋大学講師)をお迎えし
「新作善光寺参り絵解き図の意義~高野山の刈萱堂の絵解きから~」と題して
高野山苅萱堂の絵解きの始まりや、経緯を詳しく解説されました。
絵解き図制作の活動も評価していただきました。

シンポジウムでは、絵解き図の原画をお披露目した後、
小林一郎氏(長野郷土史研究会会長)により、
スクリーンへ絵を拡大して解説していただき、
参加者からは、どよめきがわき起こりました。

かるかや山西光寺副住職夫人の竹澤環江氏が、
プロジェクトに参加しての思いや感想を述べました。
実地調査をした時、「見上げた空や、空気までもが新鮮でした」と。
また今後、絵解きを行う意欲も語りました。

お披露目された絵を説明する絵師のOZ/尾頭 /山口佳祐氏からは
苦心した点や、すやり霞の手法などの解説があり、
完成までの予定も発表しました。



最後に小林玲子氏による、「善光寺参り絵解き図の絵解き」が初披露され、
会場内が、絵の中の時代へタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれました。

絵の完成は3月末。
軸装にした絵解き図が完成するのは4月の予定です。




記:小林玲子・山口純子




2014/01/25

メディア情報(1月25日 週刊長野)




平成26年1月25日発行の「週刊長野」に「完成迫る善光寺参り絵解き図」行事が紹介されました。



2014/01/23

メディア情報 (「ながの情報」1月号)


フリーペーパーながの情報』のクローズアップに取り上げられました。



「完成間近の絵解き図が見られる機会を、お見逃しなく!」と紹介されています。



記:小林玲子




2014/01/21

メディア情報のお知らせ(1月21日 信濃毎日新聞)



平成25年1月21日発行の「信濃毎日新聞」の信州ワイドに掲載されました。



記:小林玲子



信濃毎日新聞の取材

1月26日(日)に行う「完成迫る 善光寺参り絵解き図」


20日に、信濃毎日新聞の取材を受けました。
絵解き図を作成している目的や、意義などをお話ししました。


行事当日、参加者にお配りする「描き込んだ内容」をまとめた資料も用意できました。
絵解きの準備も完了しました。


大勢の皆様に、絵図をご覧いただき、講演やシンポジウムをお聞きいただきたく思います。
絵解きもお楽しみに、どうぞお出かけください。


記:小林玲子

2014/01/17

長野市民新聞に広告



いよいよ行事が迫ってきました。

1月16日(木)に長野市民新聞の一面に広告を載せました。

今回の行事は来年の善光寺御開帳や、新幹線金沢延伸を前にして、絵解きで長野をアピールしようという取り組みです。

どうぞお気軽にご参加ください。多くの皆様に、お越しいただけることを願っています。

2014/01/13

善光寺大本願で初公開する「善光寺参り絵解き図」

 長野の絵解きの文化を発展させ、継承するために「善光寺参り絵解き図」を制作し、新たな絵解きを創造しようという取り組み。
 
その「善光寺参り絵解き図」の初公開が、いよいよ迫ってきました。

完成迫る 善光寺参り絵解き図
開催 1月26日(日)
会場 善光寺大本願の明照殿
時間 10:30~12:00
申し込み 不要
参加費  無料

 こちらが会場となる「大本願」の明照殿です。
大本願の境内の南にあり、大正3年建立で、平成3年に改築。
結婚式や各種イベントが行われています。
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会場は地下ホールです。椅子が用意されていて、靴のままお入りいただけます。
大きなスクリーンも完備されていて、映像をご覧いただきながら講演や絵解きを行います。
シンポジウムでは、かるかや山西光寺副住職寺庭の竹澤環江さん、絵師の尾頭さんも登壇。

私が大本願明照殿で絵解きを行ったのは2008年8月。
長野県内の浄土宗のご住職様の研修会で、観経曼荼羅(当麻曼荼羅)の絵解きを行いました。
今回は、「善光寺参り絵解き図」の絵解きを初披露します。

初公開の絵図と共に、絵解きも楽しみにお出かけください。

2014/01/07

第13回制作プロジェクト/原寸大原画のコピーを囲んで

平成25年12月18日(水)

 長野郷土史研究会の事務所で会合を開きました。

壁に貼ってあるのは、原寸大の絵解き図原画のコピーです。絵を囲みながら話し合いました。

1月26日に開催するイベントの打ち合わせもしました。
また5月18日(日)には、完成した絵解き図の発表会を行うことも決めました。

1月26日、私が行う絵解きに、一人の人物が登場します。尾頭さんには、まずその人物を描いてもらうことになりました。

終了後、メンバーで西方寺に伺い、チベットの絵師が描いた「六道輪廻図」を拝観しました。
完成したばかりの、チベットの回向柱も見学しました。

 記:小林玲子





2014/01/06

「完成迫る善光寺参り絵解き図」の準備中

皆様、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

ブログの更新が遅れていて、大変失礼しました。

年が明け、いよいよイベント「完成迫る 善光寺参り絵解き図が近づいてきました。

1月26日(日)の行事に向けて、現在、様々な準備を進めています。

この日は制作途中の絵のお披露目があります。
プロジェクトのメンバーによる、シンポジウムを行います。
また私が、絵解きの一部を行います。

絵解きの台本は、ほぼ完成しました。
当日に向けて、日々練習中です。

1月26日(日)
会場は善光寺大本願の明照殿地下ホール。
10:30~12:00
参加費:無料

どうぞ皆様、お楽しみにご参加ください。

記:小林玲子