「善光寺参り絵解き図」制作の趣旨

■ 趣旨 ■

善光寺の信仰は、善光寺縁起を描いた絵伝を絵解きすることによって全国に広まりました。
このたび長野の絵解きの文化を発展させ、継承するために「善光寺参り絵解き図」を制作します。それを使って新たな絵解きを創造します。
平成27(2015)年には善光寺御開帳と新幹線金沢延伸が予定されています。それを前に、長野独自の伝統文化を全国に発信していきます。


平成25(2013)年2月19日
善光寺参り絵解き図制作プロジェクト

2013/03/19

第2回 制作プロジェクト/原画の元の地図を作成

 
平成25年3月19日。
長野郷土史研究会」の事務所で、第2回の会合を開きました。

今回は、住宅地図やMAPを参考にして、描き込む内容を整理し、検討しました。
 
描く時代設定は、善光寺本堂が完成した江戸時代中頃の善光寺と周辺、門前町としました。
当時の街道や川の流れは、小林一郎が場所を描き込み、
原画の元になる地図の作成を進めました。
 
来春の完成時にお披露目するのではなく、制作過程を、順次公開していく予定です。
絵解き図を制作する絵師は、OZ / 尾頭 / 山口佳祐 さん。
制作が進む一方では、絵解きをするための絵解き台本を制作していきます。
長野の歴史や風土や文化を、絵解きによって発信できるような
「善光寺参り絵解き図」を作り上げていきます。
皆さま、どうぞご期待ください。
 
次回は作り上げた地図を持って、実際に歩いて各場所を確認します。
 
 
記:小林玲子