今年も11月18、19、20日に行われる西宮神社の「えびす講」の時期がやってきました。
この神社は大正時代に現在地に移ってきました。それ以前は今よりもやや南側で、武井神社の北側にあったことから、善光寺参り絵解き図でも、武井神社のすぐ北側に描かれることになっています。
特に賑わうのは、19日夜の宵えびすです。写真は、昨年の様子。お参りするのに長蛇の列ができていました。こんなに長蛇の列ができる神社は、善光寺界隈では他にありません。境内近くの通りには、縁起物などを売る露店が軒を連ねます。
松本でも、四柱神社境内社の恵比寿神社のお祭りとして、えびす講が同じ頃行われています。本日(11月17日)松本に行った折、お参りしてきました。松本では、列をつくってお参りする姿はなく、おみこしが出たり、野菜が販売されたりしていて、市民が自分たちでつくり、盛り上がるえびす講という雰囲気でした。
まちによって、えびす様のお祭りでも大きく違っています。
記:小林竜太郎