「善光寺参り絵解き図」制作の趣旨

■ 趣旨 ■

善光寺の信仰は、善光寺縁起を描いた絵伝を絵解きすることによって全国に広まりました。
このたび長野の絵解きの文化を発展させ、継承するために「善光寺参り絵解き図」を制作します。それを使って新たな絵解きを創造します。
平成27(2015)年には善光寺御開帳と新幹線金沢延伸が予定されています。それを前に、長野独自の伝統文化を全国に発信していきます。


平成25(2013)年2月19日
善光寺参り絵解き図制作プロジェクト

2013/11/17

●02 - 本格的に描き進められている原寸大原画



11月17日、秋晴れの長野市。

尾頭のアトリエでは原寸大原画が描き進められていました。

前回の会合を踏まえ、建物から順に描く事としました。

これまで時間をかけて整えた詳細な資料やイメージスケッチを
正確な位置情報として原画へ落とし込み、
建物のバランスをひとつひとつ調整していました。

更には、「善光寺境内」と「門前町周辺」のエリア分けを行い、
絵解き図完成をイメージしながら制作を進めていました。




現在の進行状況は、
「善光寺境内」エリアの建物、半分程度が描き上がったようです。



記:山口純子