平成25年9月26日。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、彼岸あけの今日は、肌寒いような日。
午後1時から、長野郷土史研究会事務所で9回目となる会合を開きました。
原寸大の原画を壁に貼り、絵師の尾頭さんが配置やバランスを説明しました。
尾頭さんが手に持っているのは、「お羽根指し」と言い、先端に鳥の羽根が付いています。
私が絵解きをする時に使う、絵伝を痛めないように、指し示す棒です。
尾頭さんは、前回8月の原画と比較しながら、善光寺境内と門前町のバランスを解説。
また各場面を区切る「すやり霞」についても解説しました。丸型雲と平型雲の使い分けを検討していると説明がありました。
メンバーは説明を聞いて、仕上がりをイメージしながら意見を出し合いました。
続いて前回提案のあった、活動の宣伝用パンフレットについても検討。
形態、紙質、部数などを決めました。
最後に尾頭さんから制作日程の確認。
原寸大原画の仕上がりは、11月中旬以降。
本描きは12月から取りかかると、発表がありました。
また1月26日に行われる長野郷土史研究会の総会には、途中経過を公開します。
そのチラシも作って、広報していくことになりました。
来春の完成に向けて、期待が高まる会合となりました。
記:小林玲子